トヨタ

定額制利用サービス黒字化へ 

 トヨタ自動車系の車両の定額制利用サービス「KINTO(キント)」の運営企業は20日、黒字化の見通しが立ったと明らかにした。サービスを本格的に始めた2019年3月から20年末の申し込みが累計約1万2300件となり、特に20年下半期は前年同期比で6倍以上に急増した。新型コロナウイルス流行で車が感染リスクの小さい移動手段として見直されたという。

 KINTOの小寺信也社長は同日、オンラインで記者会見し「順調に実績を積み重ねている。事業の黒字化の道筋が見えてきた」と述べた。車体価格に保険料や車検費用を合わせた分かりやすい料金体系やインターネットでの受け付けなどが若者に受け入れられていると説明。新型コロナによる落ち込みは見られず「車のニーズそのものが高まった」と分析した。

 さらなる利用者の獲得に向けてNTTドコモなど20社以上と提携し、車を使った旅行商品などを提案するサービスを今年4月に立ち上げる。

 車でしか行けない飲食店のツアーや余暇を楽しみながらテレワークをする「ワーケーション」などを紹介し、キントの利用者には3万~6万円分の優待を用意する。

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