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「東京五輪」開催してほしい?それとも中止?再延期? 7584人の回答結果を発表

SankeiBiz編集部
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 新型コロナウイルス感染拡大の「第4波」に歯止めがかからない中、国民の意識は東京五輪・パラリンピック“開催”と“中止”どちらに向いているのか。人工知能(AI)を活用したスマートフォンアプリを開発するSELF(東京)は28日、東京五輪開催の是非についてのアンケート結果を発表した。

 「開催してほしい」「再延期してほしい」「中止してほしい」。この3つの回答のうち、最も多かったのは「中止してほしい」の44.7%だった。「復興五輪」を理念に掲げ、聖火リレーが始まって1カ月余りが経つが、感染拡大が五輪開催への期待感に影を落としている実態が浮き彫りとなった形だ。

 続いて多かったのが「再延期してほしい」の36.4%。悲観的な回答が実に8割を超えるという結果になった。一方、「開催してほしい」は18.9%だった。

 アンケートはスマートフォン向けアプリ「SELF」の利用ユーザー7584人から回答が集まった。年代別でも、世代間で大きな差は見られなかった。

 「そろそろ大会を開催する当事者としてどのようにするおつもりなのか、お示しいただきたい」。丸川珠代五輪相は27日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック開催時の医療体制について、東京都にこう強く求めた。丸川氏は「東京都の考えが全く聞こえてこない」と懸念。国と都の対立に、SNS上では「国民は何を見せられてるんだろ」「各国が不参加を表明してほしい」とあきれる声も漏れる。

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