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ルネサス出荷回復は8月中旬の見通し 那珂工場トラブルで遅れ

 半導体大手ルネサスエレクトロニクスは29日、3月に火災が起きた那珂工場(茨城県ひたちなか市)で、出荷が火災前の水準を上回るのが8月中旬になるとの見通しを示した。生産能力が6月に完全復旧し、出荷回復は7月中旬を見込んでいたが、製造装置のトラブルが続いて遅れたという。

 柴田英利社長兼最高経営責任者(CEO)が令和3年6月中間連結決算のオンライン記者会見で説明した。火災により、3年4~6月期は売上高に当たる営業収益が出荷減などで126億円落ち込んだ。営業利益は補修費などで193億円減少した。

 3年6月中間期の売上収益は前年同期比22・0%増の4215億円、最終利益は62・4%増の377億円だった。柴田氏は世界的な半導体不足について「来年上半期のどこかでバランスが改善するのではないか」と述べた。

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