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マンション平均価格、過去最高の6702万円 都心の物件に人気集中

 不動産経済研究所が18日発表した今年度上半期(4~9月)の新築マンションの1戸当たり平均価格は首都圏(1都3県)で前年同期比10・1%増の6702万円となり、昭和48年の調査開始以来、上半期として最高だった。高額の東京都心の物件に人気が集まった。

 これまでの上半期の最高額は、バブル経済が崩壊に向かう時期に当たる平成3年度に記録した6137万円だった。研究所の担当者は現況について「都心のタワーマンションは売れ行きが良く、買える人は積極的に動く」と語った。

 今年度上半期の発売戸数は44・7%増の1万2809戸だった。新型コロナウイルス感染拡大で不動産各社がモデルルームを休業し、急減した前年からの反動で大きく伸びた。平成30年度以来、上半期として3年ぶりの高水準だった。

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