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パナソニック、欧州テレビ生産撤退 販売は継続

 パナソニックが欧州でのテレビ生産から撤退することが21日、分かった。チェコにある欧州唯一の工場の操業を2022年3月末で止める。外部に生産を委託し、欧州での販売は継続する。中国や韓国メーカーに押されてテレビ事業の収益性が落ち込む中、生産拠点を絞り込んで立て直しを図る。

 チェコの工場は1997年にテレビ生産を開始した。年間の生産台数は100万台前後とみられる。関連する従業員は約400人で、大半は解雇する。同じ敷地内での暖房機の生産は継続する方針で、一部の従業員は配置転換する。

 パナソニックはテレビの生産能力縮小を急いでおり、8月にはブラジルでの生産を年内に終えると公表した。国内で唯一残っていた宇都宮市の工場も3月末までに生産を終えている。19年に世界で8カ所あった生産拠点は、台湾とマレーシアの2カ所に集約する。

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