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マイナポータルで医療費確認も デジタル庁が発表

 デジタル庁は22日、マイナンバーカード所持者向けサイト「マイナポータル」で、11月中旬から患者が自分の医療費を確認できるようにすると発表した。令和3年9月以降の医療費が対象で、金額のほか医療機関名や診療日などの詳細な情報も分かる。毎月11日ごろに前々月分までの分が確認できるようになる。

 取得した情報は国税電子申告・納税システム(e-Tax)で確定申告する際に医療費控除に利用できるという。また、21日からはマイナポータルで9月以降の処方薬や、生活習慣病の予防のために40~74歳までの人が受ける特定健診や後期高齢者健診などの情報も確認できるようになったことも明らかにした。

 処方薬の情報では薬剤名のほか用法・用量も確認できる。検診に関しては身長や体重、腹囲や血圧など詳しい結果もマイナポータル上で閲覧可能だ。

 こうした情報は医療機関から健康保険組合などに提出するレセプト(診療報酬明細書)などに基づいており、マイナカードの保険証利用に対応していない医療機関や薬局での医療費や検診も対象となる。

 マイナカードをめぐっては、健康保険証代わりに使える仕組みの本格運用が20日から始まった。運用を始めた医療機関は患者の同意の下、過去の処方薬や特定健診の情報を見て治療に生かすことができる。(林修太郎)

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