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TSMCが熊本に子会社 24年から半導体製造と発表

 世界的半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)は9日、熊本県に子会社を設立して、2022年に新工場の建設に着工し、24年から回路線幅が22ナノメートル(ナノは10億分の1)と28ナノメートルの半導体の製造を開始すると発表した。ソニーグループとの共同設立で、ソニー側が約5億ドル(570億円)を出資する。

 TSMCの魏哲家最高経営責任者(CEO)は「長年の顧客であるソニーのサポートを得ることができてうれしい。日本の半導体需要に応えていくとともに、日本の人材をTSMCに招き入れたい」と述べた。(共同)

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