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ジェイテクト、産廃活用し燃料電池 「ギ酸」で国内初開発 非常用など念頭

 トヨタ自動車グループのジェイテクトは、樹脂や酢酸を製造する際の副産物で産業廃棄物として処理されている「ギ酸」を燃料として発電する電池を開発した。ギ酸を燃料とした電池の開発は国内で初めて。令和12年までの実用化を目指す。

 ギ酸と水を混ぜた液体を装置に注入し、触媒を介して空気中の酸素と化学反応させることで発電する仕組み。3.5リットルのギ酸水溶液で約50ワットの電力を約2時間供給できる。

 化学反応で発電する燃料電池は水素やアンモニア、アルコールなどが知られている。ジェイテクトは環境負荷が小さい燃料としてギ酸に注目し、平成30年に技術開発に着手した。

 当面は住宅といった小規模施設の非常用電源などとして活用を目指す。

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