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千葉工大、流星観測へ準備着々 衛星搭載「こうのとり」打ち上げ成功

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千葉工大、流星観測へ準備着々 衛星搭載「こうのとり」打ち上げ成功

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 千葉工業大学などが開発した超小型の流星観測衛星「S-CUBE」を積んだ物資補給機「こうのとり」5号機を載せたH2Bロケットが19日午後8時50分、鹿児島県の種子島宇宙センターから国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられ、成功した。

 衛星の開発を担当し現地で見届けた千葉工大惑星探査研究センターの石丸亮研究員は一夜明けた20日午前、フジサンケイビジネスアイの電話取材に、「無事に打ち上がってよかった。引き続き観測に向けての準備をぬかりなく進め、流星観測を成功に導きたい」と語った。

 衛星は縦横10センチ角、高さ30センチの箱形で東北大学と共同で開発した。3種類の紫外線センサーや可視カメラを搭載し、地球上から100キロ上空の大気圏に突入する流星に含まれる硫黄などの成分を分析し、流星の発光の仕組みを解明する。

 ISSに滞在している宇宙飛行士、油井亀美也(ゆい・きみや)さんが9月下旬に衛星を放出し、地球周回軌道に投入。その後、千葉県習志野市にある千葉工大津田沼キャンパスに設けられた運用管制室から遠隔操作で衛星の姿勢制御などを行い、10月下旬からオリオン座流星群などを観測する。運用期間は1年程度を予定。

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  • 物資補給機「こうのとり」5号機を搭載し、打ち上げられたH2Bロケット=19日午後8時50分、鹿児島県の種子島宇宙センター

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