中国の金メダル激減なぜ? 選手“金至上主義”に変化、ネット反応は皮肉目立つ
更新中国国営の新華社通信はリオ発で15日、高志丹・中国国家体育総局副局長が「われわれは五輪でかつてない挑戦と困難に直面しているが、われわれの自信は一向に減ることはない」と述べたと報じ、予想外の展開を認めた。北京紙「新京報」(電子版)は「中国は伝統的に前半戦に『金』を取れる種目が多く、これから金メダルを取る機会は減ってくる。逆に英国は後半戦でも金メダルを期待できる種目がある」とし、危機感を募らせている。
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金獲得ペースが上がらない理由について、技術的な解説をする報道はないが、ロイター通信は序盤の9日、「『金メダル至上主義』だった中国に意識の変化があらわれた」とし、競泳女子100メートル背泳ぎで銅メダルだった傅園慧が「まったく悪い結果ではない。1位にはなれなかったが、これまでの自分を超えられたことに満足している」と語ったことを紹介した。
一方、短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」には「今年(の五輪)はひどすぎる」「金メダルを取らなかったということは旅行に行ったの?」「スポーツは平和時においての戦争だ。わが国の準備やスタイルが前時代的であるということだ」といった書き込みが目立ち、ユーザーの「金」へのこだわりも浮き彫りになっている。
