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【視点】日本人としての意識、誇り取り戻せ 産経新聞社正論調査室・工藤均

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【視点】日本人としての意識、誇り取り戻せ 産経新聞社正論調査室・工藤均

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 文部科学省によると、現在の「小学校学習指導要領」(2008年3月告示)で指導している歌唱の「主となる共通教材」として、高学年では「こいのぼり」(第5学年)、「ふるさと」「われは海の子」(第6学年)などがある。「(何を歌うかは)現場の判断に任せてある」(初等中等教育局教育課程課)とするが、「蛍の光」は入っていない。今後もわからないという。「蛍の光」の代わりに歌われてきた代表的な歌は「巣立ちの歌」、「贈る言葉」など。近年では「旅立ちの日に」「YELL」などが卒業式の定番ソングになっている。

 歴史家で「蛍の光」の作詞者とされる稲垣千頴(ちかい)氏の出身地、福島県棚倉(たなぐら)町では今年1月、千頴を顕彰するコンサート「蛍の光音楽祭」で、有名歌手や友好都市である埼玉県川越市から大学生を招いて大合唱するなど、普段から「『蛍の光』のふるさと」のPRに努めている(町生涯学習課)。

 歌詞をかみしめて歌い、日本の心を育み、日本の国土、領土を認識し、国づくりを考える。さまざまな場所で「蛍の光」が歌われる社会が復活してほしいと思う。

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