なんといっても、開園時間。年中無休２４時間オープン。昼は家族連れや遠足などで動物との触れ合いを楽しむ人でにぎわい、夜間はゆっくりと動物の寝顔に癒される人の姿が見られます。飼育されている猿、熊、白鳥、ヤギなど約３０種類のほとんどがケガをしたり、親とはぐれてしまったりといった理由で保護された動物というのにも驚かされました。

　エサは町の人が農作物や米などを援助してくれているそうです。私が取材した日の動物たちの食事は取れたての、甘くみずみずしいキウイや地元産の米と豆のおにぎり。愛情たっぷり、栄養満点で私も食べたいと思ったほど。まさに町民との一体運営ですね。

　飼育員が発信している河北町児童動物園のツイッターには動物たちの生き生きとした表情があふれています。読めば動物たちに会いに行って癒されたい、という気持ちになるはずです。

　なにしろ年中無休で２４時間ＯＫ。コンビニみたいな動物園です。さあ、近くの人はもちろん、遠くの人も、思い立った今が足を運ぶ吉日ですよ♪

＜プロフィル＞

　きくち・きみこ　ＮＨＫ山形放送局を経て、小学校教師に転身。その後フリーアナウンサーとして、司会をメインに活動。

　局アナｎｅｔはテレビ局やラジオ局に「局アナ」経験を持つアナウンサーのみが登録できる日本初の会員組織。転職支援やキャリアアップのコンサルティングサービスを行っている。公式サイト（http://lt-j.com/）では、関連動画がごらんになれます。

　★通販サイト向けサービス「局アナｎｅｔリポート動画」（http://www.kyokuana.net/）をスタートしました。