“牛5000頭分”儲けたボビー・オロゴンさん アベノミクスで大豪邸ゲット
配信元:PRESIDENT Online 更新
子どもの頃から父の英才教育で生きた経済を学び、大学で経済学を修め、社会人になってからずっと株や為替に投資を続けているというボビー氏が長年培った「相場観」は独特だ。
「ボクは世界を4つのブロック(米国・欧州・日本・新興国)に分けて、投資マネーがこれからどこに向かおうとしているのかっていうのを見てるんデス。投資マネーはいつも世界のどこかにあって、より強いところに向かおうと行き先を探してる。それを追いかけるんじゃなく、先回りして仕込むのが、投資の醍醐味じゃないかなァ」
例えば昨年夏までは欧州がギリシャ問題で混乱する一方、米国経済は強かったので、投資マネーは欧州から米国へ流れた。ところが秋に入ると米国は量的緩和の終了が示唆され、かたや日本では消費増税の先送りが決まった。すると投資マネーが米国から日本へ向かい、そのまま日本株買いの流れになった。
「そうやって投資マネーは世界をぐるぐる回ってる。価格が上がりすぎたモノは売られるし、下がりすぎたモノは買われる。余っているモノは安くなるし、足りないモノは高くなる。マーケットにはいつもどこかに歪みがあって、そこにエネルギーが溜まっていく。それが一気に爆発すると……Boom! 大きなチャンスになるんデスヨ!」
