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どんどん「無理ゲー化」する管理職の仕事 部下に求められる能力

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どんどん「無理ゲー化」する管理職の仕事 部下に求められる能力

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 この、スペランカーで遊んでいた世代の男子たちが、企業では課長や部長になり始めている。しかし、求められる成果のレベルが上がっているし、雇用形態や勤務条件が多様な部下をマネジメントしなくてはならなくなっている。また以前のように、男性を中心とした職場ではなくなった。

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 雇用形も年齢層も、男女比も変化した職場をマネジメントするには、高度なスキルが必要となる。しかも、時代は「働き方改革」の大合唱だ。長時間労働の是正が叫ばれている。育児・介護との両立や、自分の時間を増やすためという理由も含め、より効率的に働くことが期待されている。人材マネジメントだけでなく、そもそも自社を取り巻く課題が変化しているのだから、マネジメントの難易度は上がっているのだ。

 そう、現代社会においては管理職の仕事が「無理ゲー化」、言うなれば「スペランカー化」しているのである。このような「スペランカー上司」を支えなくてはならない時代となっている。

「上司のマネジメント」が大切な時代

 よく「最近の若者は~」という話になるが、職場においては管理職の問題も浮上している。リクルートワークス研究所が発表した、日本企業の人材マネジメント上の現状と課題をまとめた「人材マネジメント白書2015」をもとに確認してみよう。これは、東証1部上場企業176社から回答を得ている。

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  • 『スペランカー』で遊んでいた世代の男子たちが、企業では課長や部長になり始めている

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