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ゲーム三昧だったのに自ら机へ… 子供を東大に入れたママがやったこと

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ゲーム三昧だったのに自ら机へ… 子供を東大に入れたママがやったこと

配信元:PRESIDENT Online 更新

 同じミスを繰り返さないよう、自分が学生時代に実践していた間違いノートづくりを子供たちに勧めたこともあった。ノートの左側に間違った問題を切り貼りし、右側で解き直してフィードバックを書き入れる。ビジネスで言うところのPDCA(Plan・Do・Check・Act)を、子供自身に行わせていたわけである。

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 人生はゲームのバトルと同じ「必要なのは盾と剣と……」

 一方、「3日間考え抜く」という約束は、物事の本質や根本原理を理解する力を養うために課したものだ。

 「すぐに答えを見て多くの問題を解いたほうが受験には有利かもしれませんが、私が見ているのはもっと先。例えば、『この商品は売れるか』という判断をするには、物事の本質や原理を見極める目が必要になるんです。それに、3日考えて解ければすべては自分の力であり、大きな達成感と自信が得られますよね」

 こうした話からもわかるように、大岸さんの子育てはすべて長期ビジョンのもとに成り立っている。目先のテスト、目先の受験にとらわれるのでなく、その先に続く子供の人生を見据えて育て方を考え、またそれを子供たちにも伝えてきた。

 盾と剣を使う戦士自身の体と心も鍛えよ

 それは、母親から息子たちへ送る人生の“哲学”だ。

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