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10万円で裕福な生活 年金でもリッチに暮らせる移住先ベスト6

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10万円で裕福な生活 年金でもリッチに暮らせる移住先ベスト6

配信元:PRESIDENT Online 更新

 「いずれにせよ、移住する前に“プチ移住”をしてみることが大事」と安田氏は言う。3カ月も暮らせば、その土地が肌に合うか、大体わかってくる。「3カ月いて、現地で親しい人ができれば暮らしていけるだろうし、友だちが1人もできなければやめたほうがいい」。慣れない海外で独り、孤立して家に閉じこもっているようでは、どの国でも長続きはしないだろう。

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 「あまり考えず、パッと遊びに行くのもいいと思います。ビザが取りやすい国を探すより、住みたい国を見つけてビザの取り方を研究したほうがいい。どうしても移住したいという気持ちがあるなら、何とかなるものですよ」

 ※1ドル=112円、1ユーロ=133円、1豪ドル=88円、1バーツ=3円で換算

 ▼年金生活でもリッチに暮らせる国ベスト6

 インドネシア(バンドン)

 --温暖な気候で快適な暮らしができる

 ジャワ島西部の都市バンドンは平均標高700mの高地にあり、年間を通して涼しく、平均気温は22~24度。暑いのが悩みの東南アジアでも涼しく暮らしたい人向けだ。3時間も電車に乗れば、高層ビルが立ち並ぶ首都ジャカルタに出られる利便性もある。食事も日本人の口に合う。月10万円ほどでリッチな生活が可能。

 ●居住条件

 リタイアメントビザは55歳以上、年金などで月1500ドル以上の不労収入が条件になる。加えて、インドネシア人の家政婦を雇用すること、指定された観光地で3万5000ドル以上の住居を購入するか、月500ドル以上の賃貸物件を借りて居住する、という条件があるため、タイよりは高くつく。

 モロッコ(カサブランカ)

 --老後資金が少なくとも国際的な暮らし

 名画『カサブランカ』で知られるモロッコは、年金も貯金も少ないがヨーロッパ風の都会的な生活をしたい人向け。スペインの対岸にあり、1~2時間ごとにフェリーが出ているため、ヨーロッパ旅行も容易。物価が安く、アジア並み。首都ラバトでは安いアパートの家賃は100ドル(約1万円)。月500ドルあれば1カ月暮らせる。ただし観光客相手の悪質な客引きやぼったくりもアジア並み。モロッコ最大の商業都市カサブランカは1カ月の生活費が月1000ドル程度と少し高くなるものの、西洋化されており、馴染みやすい。

 ●居住条件

 リタイアメントビザは年金受給者用と金利生活者用で、金額に規定はない。外国人が土地を買える国でもある。

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