“寝かしつけ”の大きな味方! 「絵本プロジェクター」が脚光 ストレス軽減で育児楽しむ
更新子育て社員が開発
「自分のような共働き世帯の負担を解消できればうれしい」。ドリームスイッチを開発した土屋貴由(きよし)さん(38)が語る。開発当時、自身も5歳と3歳の子供の寝かしつけに悩まされていた。土屋さんは同社が販売している家庭用プラネタリウムの担当。そのノウハウを子供の寝かしつけに応用できないかと考えた。
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子育て中の社員らで開発チームを作り、1年間をかけて100人の子供に延べ1千回の試験を実施。映し出される映像の大きさや時間、登場人物の動きや朗読の速度と、子供の寝付きとの関係などを検証した。昨年11月の発売から5カ月間で目標を大きく上回る4万台以上を売り上げた。
スマホ用も
ドリームスイッチの他にも、絵本プロジェクターはさまざまなタイプが販売されている。タカラトミーの「天井いっぱい!おやすみホームシアター」は、ライトでディスク状のフィルムを下から照らして投影。子守歌やクラシック曲に合わせ、星座が映し出される。
手軽さを求めるなら、スマートフォンのLEDライト部分に小型プロジェクターを装着して絵本を映し出す「おそらの絵本」(ライブエンタープライズ)がある。投影される絵本は「おおきなかぶ」など12種類(別売り)。朗読機能はないが、スマホでダウンロードする無料アプリにBGMが用意されている。


