視点
サマータイム導入、支持の目線で考えた 「働き方改革」として考えてはどうか
日中に街に出ると、五輪の観光客以外はあまり見かけなかった。地元の人たちは2~3時間かけてゆったりと昼食をとり、家族や友人たちとおしゃべりを楽しんでいる。それからシエスタ(午睡)の時間。家に帰って昼寝をし、涼しくなってから仕事に戻る。一体いつ働くのか不思議だが、それがライフスタイルなのだろう。
ギリシャは度々、経済危機が伝えられるなどはEUの問題児だが、それはさておく。日本人からみると、毎日の生活を楽しむことを第一にしているギリシャの人たちがうらやましく思えた。
サマータイムも働き方改革の一環として考えたらどうだろう。早朝のまだ涼しいうちに出勤して仕事を始める。その代わり、たっぷり3時間程度の昼休みにする。ランチとシエスタ、あるいは映画を見るくらいの時間にはなる。終業時間は現状と同じだが、一番暑い時間帯に無理して働くことはない。
20~30分の昼寝はリフレッシュになり、頭をスッキリさせて仕事の効率化につながるという研究もある。シエスタの習慣が定着すれば、新しい余暇産業が生まれるかもしれない。五輪をきっかけに日本人の意識やライフスタイルが変わるなら、それこそがレガシー(遺産)ではないか。