茨城県古河（こが）市の観光キャンペーンを行う「古河桃むすめ」の５人や同市の針谷力市長らが１２日、同県庁に大井川和彦知事を訪ね、２０日から始まる「第４３回古河桃まつり」の魅力をＰＲした。

　桃むすめが「春のうららかな日を楽しんでほしい」と呼びかけ、針谷市長が「市の一大イベントを盛り上げていきたい」と語ると、大井川知事は「昨年も訪れたが、素晴らしい桃の花が印象に残っている。今年もぜひ行きたい」と応じていた。

　桃まつりは４月５日まで同市鴻巣（こうのす）の古河公方公園で開催され、「矢口」や「源平」など５種類約１５００本の桃の花が見物客の目を楽しませる。３月２１日には、平成最後の開催となる桃まつりを記念して、同市出身の俳優、渡辺徹さんらによるステージイベントが予定されている。