近ごろ都に流行るもの
「イエベ・ブルベ判定」 私をきれいに見せる色、スマホで診断
導入した仕組みは、IT企業のデジタルガレージ(東京都渋谷区)とカラー診断を手がけるスタイルワークス(東京都港区)が共同開発した「イロフィット」だ。デジタルガレージの担当者は「コンピューターの機械学習を活用することで客観性を担保。オンラインでどこででもサービス展開でき、判定結果に基づいた商品が提案できる」とメリットを強調した。
従来の対面式カラー診断の場合、専門知識を持つ人材確保が必要なうえ、利用者も限られる。この課題を解決する新たな接客サービスとして、アパレルや美容院、メガネ店などへの導入が検討されるとともに、黄色人種全体への汎用(はんよう)性があることから、海外展開も視野に入れているという。
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ただ、カネボウ化粧品の本多マネジャーは「イエベ・ブルベ判定はグローバル基準で考えると、非常にセンシティブなテーマ」とも指摘する。日本人にはピンときにくいが、扱い方次第では、「肌の色」による差別問題に発展する恐れもあるからだ。
イエベ・ブルベはあくまで肌色の目安にすぎず、美しさの指標ではない。しかしインターネット上には、肌のタイプによって優劣をつけたがるような無根拠な書き込みも散見される。
自分に似合う色が分かれば、それでいい。余計な意味づけは大きなお世話でしょう。