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横山光輝ゆかりの“聖地”に危機 再興なるか、KOBE鉄人三国志ギャラリー

 保有する資料は多く、中国の武候祠(ぶこうし)博物館との交流もある。夏休みには自由研究で訪れる子供の姿も見られ、蜀の丞相・諸葛亮孔明を自由研究する長男(10)と訪れたという兵庫県川西市の男性会社員(52)も「三国志だけでこれほどの資料があるところはなかなかない」と驚く。

 立地、認知度で低迷

 三国志は、3世紀ごろの中国で魏、呉、蜀の三国が覇権を争った興亡史で、映画や漫画、ゲームなどの題材として人気が高い。魏の大軍を呉蜀の連合軍が破った「赤壁の戦い」を題材にした中国映画「レッドクリフ」は大ヒットした。

 長田区でも19年以降、国内最大級の関連イベント「三国志祭」を毎年開催。ギャラリーを中心に周辺の商店街で三国志の武将を描いた旗を掲示したり、関羽や孔明ら名将の石像を設置したりして、活性化の取り組みを進めてきた。

 しかし、ギャラリーは駅からやや遠い立地に加え、一般への認知度不足から入館者は減少傾向。開館翌年には2万人を超えたが、現在は半減している。

 今年7月には県市の合同庁舎完成で庁舎前の三国志にちなんだトリックアートが撤去された。昨年の台風では多くの武将旗が吹き飛ぶなどの被害もあり、街からは三国志色が薄れてしまった。

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