ユーロドルは買いポジションの損切りに注意
先週のユーロドルは、序盤こそ底堅い推移となりましたが、後半は失速し、1ユーロ=1.10ドル台前半まで下押す動きとなりました。
OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ないですが、先週後半の下押しにより、含み損を抱え、苦しい状況に陥った買いポジションが少し目立つ状況となっています。
このため、価格がさらに下落し、直近の安値水準である1ユーロ=1.1000米ドル付近の水準をしっかりと割り込むような動きとなると、これらのポジションの損切りの売りが増え、下押し圧力が強まる可能性があり、さらなる下落の余地が残されているように見えます。
また、価格が反発した場合も、これらのポジションの利益確定の売りが上値を圧迫し、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。
1ポンド=1.2765-1.3000米ドルの価格レンジに注目
先週のポンドドルは、1ポンド=1.3000米ドルに迫る水準では上値が重く、押し戻される動きとなりました。
OANDAのオープンポジションを見ると、10月からの価格レンジとなる1ポンド=1.2765-1.3000米ドルで構築されたポジションが多く、ドル円同様にレンジを上下に抜けるような動きとなると方向感がしっかりと出てくる可能性を見出すことができそうです。
このため、この価格レンジを上下いずれに抜ける動きとなるかに注目したいところです。
〈OANDAのオーダーブック〉
オープンポジションはここに注目
相場を動かす要因の一つは損切り注文といっても過言ではありません。
これ以上損失を増やしたくないトレーダーは保有しているポジションの反対売買を行い、損失を確定させ、市場から退出します。
例えば、価格が下落する局面では、買いポジションの保有者が苦しくなり、損切り注文(決済の売り注文)が出やすくなり、下落圧力が強まる要因となります。
損切り注文は価格の向かう方向と同じ方向へ力が加わる注文となるため、損切り注文が多くでる場面では、短期間に相場が大きく動きやすくなります。
オープンポジションを見ると、どの水準に含み損を抱えたポジションが多いかを視覚的にチェックすることができ、次にどちらに動いた方が、価格の動きが大きくなりそうか(損切り注文が多く出そうか)を予想することができます。
オープンオーダーはここに注目
前述の通り、損切り注文が増えると、一方向への力が強まるため、価格の動きが勢いづくことがあります。
オープンオーダーを見ると、どの水準にどの程度の注文(オーダー)が入っているかを視覚的に素早くチェックすることができます。
損切り注文が多く入っている水準に到達すると、価格が短期的にでも勢いづくことがあるため、注意が必要です。
世界中のトレーダーの相場分析のサマリー?
トレーダーが損切り注文を入れる水準は、通常は、チャートで相場分析を行なった上で、「この水準を超えてしまったら、相場の流れが逆方向に向かう」と考えた水準に入れます。
OANDAのオープンオーダーは、世界中のトレーダーが相場分析を行った結果のサマリーと言っても過言ではありません。
これを見れば、世界中のトレーダーがどの水準に注目し、相場の転換点となると考えたかを簡単にチェックできます。
※逆指値注文:現在の水準よりも不利な水準を指定して行う注文。通常、損切り注文はこの逆指値注文を使います。
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- 第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
- 一般社団法人 金融先物取引業協会 加入番号1571号
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