パパ編集部員の育休エブリデイ

育休から復帰後の課題…2つの変化を経験した私なりの「家庭と仕事の両立」

SankeiBiz編集部

 2つ目の変化「時間の使い方」

 復帰後は「時間の使い方」も大きく変わった。育休中は子供が昼寝しているときなど、わずかながら“自分の時間”があった。いまは出社前にひと通り家事をこなし、帰宅後も育児と家事が待っている。もちろん日中は仕事に追われている。自分の時間は“家族のための時間”となり、以前のように「一人で自由に」ということはほとんどない。限られた時間を有効的に使うためにも、計画的な時間のやりくりがこれまで以上に大事になっている。

 基本的な勤務時間は10~19時だが、幸いにもフレキシブルな職場環境にあるため、家庭の事情など考慮して朝6時に出社し、夕方に退勤するなど“朝活”も取り入れている。子供が一人だった時は、個人的に集中しやすい夜中に仕事をすることが多かったのだが、2児の父となったいまは夜更かしせず、なるべく早起きをするという習慣がすっかり身についている。

 部署にもよるが、職場の働き方に柔軟性があることは、様々な事情を抱える社員たちにとって非常にありがたい。個人的にはテレワーク制度を利用することも考えていたのだが、自宅でパソコンを開くと子供たちがキーボードを叩いたりマウスを投げたりとやりたい放題で、とても仕事ができる環境にないことが分かった(私の子供たちは保育園に通っていないため、育休中の妻と常に家にいる)。すでに一度、社から貸与されたパソコンの画面を娘が割ってしまう“事件”も起きている。他の会社に勤務する友人たちの話を聞いていると、子供に邪魔されて仕事にならずテレワークを断念する社員は割と多いようだ。

 時間を有意義に使うために引っ越しもした。これまでは自宅から会社まで1時間かかったが、いまは10分ほどで会社に着く。朝はギリギリまで家事ができるし、夜は早く育児に参加することができる。何かあればすぐに帰宅できるという安心感も、家族にとって非常に大きいだろう。会社が近いので、子供が病気になったときはもう一人を妻に預けて、私が病院に連れていくこともできる。

 幸いにも職場には互いの生活を尊重し、助け合いながら仕事に取り組む雰囲気がある。上司の多くには、子育て中の社員に対する一定の理解がある(ように見える)。私が半年間の育休が取れたのも上司たちが背中を押してくれたおかげだ。

 またお付き合いいただけたら幸いです

 家庭と仕事を両立させる方法は人それぞれだ。家族構成や職種、会社の制度が異なれば、やり方や考え方は変わってくる。私の場合は日々のタスクに優先順位をつけてペース配分するやり方がしっくり来ているし、仕事や育児がそれなりに上手く回っているように感じている。

 さて、3回に分けて近況をお伝えしてきた本連載のスピンオフも今回で最終回。先月は3歳の娘が七五三を迎え、今月4日には15歳の愛犬が亡くなるなど、相変わらず目まぐるしい日々を過ごしている。最近の個人的なあるあるとしては、1~2年前の動画や写真を見ると当時の娘の姿が懐かしくなり、成長が嬉しいのと同時に少し涙が出そうになることだ。もうその時に戻ることはできない、今よりもっと小さかった当時の娘にはもう会えないという変な寂しさがあるのだろう-。そんな感じで、みんなで笑ったりときに涙したりといろんな感情の波に揺れながら、今だけの特別な時間を目一杯楽しんでいる。

 また機会があれば私なりの育児について綴りたいと思います。その時はまたお付き合いいただけたら幸いです。とりあえず、これまで読んでいただきありがとうございました。【パパ編集部員の育休エブリデイ】のアーカイブはこちらから。

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