■見方を変えて可能性を広げる
「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書-との副題どおり、どうすれば仕事を楽しめるようになるかを教授した。働き方系の本でよく見る“キャリアプラン”といった言葉に待ったをかけ、“可能性を今見えている範囲にとどめない”など見方を変えるよう提案する。
著者は1985年に設立した出版社の社長。全国の書店と直取引を行い、無名だった勝間和代さんを発掘するなど、その手腕が注目されている女性だ。人生において仕事に費やされる時間は少なくない。仕事へのモチベーションを変えたい人におすすめしたい。(東洋経済新報社、1400円+税)