上昇基調が続くかどうかに注目
先週のユーロドルは、昨年12月中旬の高値を切り上げる動きとなったものの、後半は失速する動きとなりました。大きな流れでは安値、高値を切り上げる上昇基調が続いており、今週も底堅い推移が続くかどうかに注目したいところです。
OANDAのオープンポジションを見ると、上昇基調が続いていたこともあり、含み損を抱えた売りポジションが多いですが、先週後半の下押しにより、含み損を抱えた買いポジションも増えており、売買の力が均衡する状況となっています。
ここで踏ん張り、反発に転じると、苦しくなった売りポジションの損切りの買いが増え、反発が勢いづく可能性があるのに対し、下押しが続き、安値を切り下げるような動きとなると、買いポジションの損切りが増え、下落が勢いづくというシナリオも考えられそうです。
よって安値を結んだラインなどを目安に下落を食い止めることができるかどうかに注目したいところです。
年末の安値水準を守れるか
先週のポンドドルは前半こそ底堅い推移となったものの、昨年12月の英国総選挙後の高値を更新することはできずに後半は失速する動きとなりました。
OANDAのオープンポジションを見ると、後半の下押しにより、含み損を抱えた買いポジションが比較的多く、下押しが続くようであれば、これらのポジションの損切りの売りが増え、下落を後押しする可能性が考えられます。
直近の安値を結んだトレンドラインや年末の安値水準の1.29米ドル付近を割り込むような動きとなると、苦しくなった買いポジションの損切りの売りが出やすくなると考えられるため、下押しの際はこれらの水準に注意が必要となりそうです。
〈OANDAのオーダーブック〉
オープンポジションはここに注目
相場を動かす要因の一つは損切り注文といっても過言ではありません。
これ以上損失を増やしたくないトレーダーは保有しているポジションの反対売買を行い、損失を確定させ、市場から退出します。
例えば、価格が下落する局面では、買いポジションの保有者が苦しくなり、損切り注文(決済の売り注文)が出やすくなり、下落圧力が強まる要因となります。
損切り注文は価格の向かう方向と同じ方向へ力が加わる注文となるため、損切り注文が多くでる場面では、短期間に相場が大きく動きやすくなります。
オープンポジションを見ると、どの水準に含み損を抱えたポジションが多いかを視覚的にチェックすることができ、次にどちらに動いた方が、価格の動きが大きくなりそうか(損切り注文が多く出そうか)を予想することができます。
オープンオーダーはここに注目
前述の通り、損切り注文が増えると、一方向への力が強まるため、価格の動きが勢いづくことがあります。
オープンオーダーを見ると、どの水準にどの程度の注文(オーダー)が入っているかを視覚的に素早くチェックすることができます。
損切り注文が多く入っている水準に到達すると、価格が短期的にでも勢いづくことがあるため、注意が必要です。
世界中のトレーダーの相場分析のサマリー?
トレーダーが損切り注文を入れる水準は、通常は、チャートで相場分析を行なった上で、「この水準を超えてしまったら、相場の流れが逆方向に向かう」と考えた水準に入れます。
OANDAのオープンオーダーは、世界中のトレーダーが相場分析を行った結果のサマリーと言っても過言ではありません。
これを見れば、世界中のトレーダーがどの水準に注目し、相場の転換点となると考えたかを簡単にチェックできます。
※逆指値注文:現在の水準よりも不利な水準を指定して行う注文。通常、損切り注文はこの逆指値注文を使います。
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- OANDA Japan株式会社
- 第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
- 一般社団法人 金融先物取引業協会 加入番号1571号
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