ライフ
売り上げ規模は民放の2倍 NHKの将来像に“疑念の声” ネット時代の料金負担は
前田会長は就任会見で、「（ＮＨＫの）適正規模がどれくらいというのはなかなか難しいと思う。むしろ国民の皆さんが判断する話ではないか」と述べたが、決して国民に投げていい話ではないはずだ。
人口減少とテレビ離れの進行に伴い、受信料収入の先細りは避けられない。代替収入をネットに求めるにしても、大きな反発が予想される。新たな時代に、ＮＨＫはどう存続していくつもりなのか。前田会長には、三位一体改革の実行に加えて、具体的なＮＨＫの未来像を国民・視聴者に示す責任がある。