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ひとり親世帯に一律２万円支給 新型コロナで川崎市
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、川崎市は８日、市内に住むひとり親世帯に対し、一律２万円の臨時特別給付金を支給すると発表した。
市によると、支給対象は児童扶養手当を受給している約６２００世帯。今年の３月分または４月分の児童扶養手当を受給する世帯と、４月中に児童扶養手当を申請し、５月分から受給対象となる世帯に支給する。申請手続きは不要で、遅くとも７月上旬までに口座に振り込まれる。
緊急事態宣言の延長に伴って雇用状態が悪化し、収入が著しく減少するなど、経済的に厳しい状況にあるひとり親の家庭を支援することが目的。同日、記者会見した福田紀彦市長は「学校が休校になって給食が出ないため、食費だけでも負担が大きくなっている現状がある。緊急事態宣言が延長された今、耐え切れないところに来ている」と給付決定の背景を説明したうえで、「一刻も早く少しでもお助けできれば」と話した。