《手順2》続いて「調理機器」
調理機器とは食事を作るときに使う道具です。お鍋やボウル、おたまなどの道具を見直していきます。調理機器は単純に使用頻度で要否が判断できない、というのが難しいところです。例えば、流しそうめん器のように頻繁には使わないけど夏になったら使う、というモノがいくつもありますよね。そこで、ぜひやってみてほしいのが「1週間ざっくり献立」の作成です。
それぞれの好みを把握するためにも、お父さんが中心となって家族にヒアリングしてもらえると嬉しいです。7日間を想定して、どんなジャンルの料理を作るのか? を決めておくと、おのずとそこに必要な調理機器がハッキリしますよ。そして、お母さんが調理機器の要否を悩んでいるときのNGワードがこちらです。
NGワード:「全然使っていないよね」
使っていないからキレイなのです。キレイだから捨てられなくて悩んでいるのです。ここでNGワードを言われると、普通にイラっとしてしまうお母さんが多いのではないでしょうか。お父さんには、この状況に出くわしたら、「取りにくい場所だったのかもしれないね」などと声がけして頂きたいです。
調理機器は収納位置で使い勝手が大きく変わります。私も片づけサポ-トでホットプレートの収納位置を取りやすい場所に変えることがあります。後から確認すると、「なんと週に2回は使うようになりました!」と言われることがあります。ベストポジションに1週間ほど置いてみて、それでも使わなかったら、今度こそ「使ってないね、手放そうか」と声がけされるとよいと思います。
《手順3》最後は「食器類」
食器は手放しにくいモノの代表格です。食器を一緒に片づけていると、手放したくないあまりにこんなNGワードが出てくることがあります。
NGワード:「来客用で使おうかな」
気づいたら来客用の食器だらけになることが想定されますので、ここはぜひ、「ご飯をおもてなしする来客人数」をご家族で決めておいてください。
- 今までに家でご飯を食べた人数は何名ですか? (大人、子ども それぞれで考えてみてください)
- 今、何名までならおうちの食器でおもてなししますか? (逆に言うと何名以上は紙皿・紙コップですか? という質問です)
- そのときの献立をある程度決めてください。来客のイメージをハッキリさせることで、普段はあまり使わないけど残しておきたいお皿やお椀が明確になりますね。同じようにグラスとカトラリーも選別できますよ。
いかがでしたか? 今回は、キッチンのお片づけについて3つの手順とそれぞれのNGワードをご紹介しました。ぜひご家族そろってキッチンのお片づけに取り組んで頂ければ幸いです。
【デキる男は住まいから】は株式会社ミニマライフ代表取締役で、ライフオーガナイザーの香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら