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1都3県知事のテレビ会議、3月31日まで緊急事態宣言延長案も

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が継続している首都圏1都3県の知事は3日午後、対応を協議するテレビ会議を開いた。神奈川県の黒岩祐治知事は会議後、記者団に対して、他の知事から31日まで緊急事態宣言を延長した上で早期解除を目指すことが提案されたと明らかにした。

 千葉県の森田健作知事は取材に「延長要請について各都県がそれぞれの意見を述べた。何か合意したということはない」と説明。菅義偉首相が2週間程度延長する方針を表明したことに関しては「一定期間は必要。2週間も一つの目安かと思う」と述べた。

 小池百合子都知事は「(延長方針は)国において1都3県の感染状況、医療提供体制を十分、勘案されたと認識している。都の考えとも一致するものだ」と指摘し、「極めて重要な期間になるので、これからも国、1都3県で連携しながら進めたい」と語った。

 埼玉県の大野元裕知事も「医療機関の負担を増やすわけにはいかない。政府の判断は適切だと思う」と評価した。

 一方、黒岩氏は記者団に「県内の指標はいい線まで来ていたが、解除に至らず大変残念だ」と述べた。

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