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「大ベルセルク展」10日開幕 三浦建太郎さんの歩み振り返る

 漫画「ベルセルク」などを手掛け、今年5月に54歳で死去した漫画家、三浦建太郎さんの歩みを振り返る「大ベルセルク展~三浦建太郎 画業32年の軌跡~」の内覧会が9日、東京都豊島区の池袋サンシャインシティで開かれた。10日に開幕し、23日まで開催。

 「ベルセルク」は魔法や魔物が存在する中世欧州風の世界を舞台に、主人公の剣士ガッツの壮絶な人生を描いたダークファンタジー。同展は三浦さんにとって初の単独原画展となる。

 展示する原画は300点以上。同作を象徴するエピソードであり、多くの読者が衝撃を受けた「蝕(しょく)」のシーンを再現した大型ジオラマなどが展示されるほか、三浦さんの画業を振り返るコーナーもある。入場料は一般2千円。

 「ベルセルク」は平成元年に連載開始。アニメ化もされるなど人気を博し、海外でも広く読まれている。累計発行部数は全世界で5千万部(電子版含む)を超える。最新話は10日発売の青年漫画誌「ヤングアニマル」(白泉社)に掲載されるが、それ以降は未定だという。

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