年を取るのは人だけではない 「思い出は満たされないまま」著者 乾緑郎さん
更新幅広いジャンルで作品を発表してきたが、今回は日常とSFのあわいを漂うような世界観。「読者の方からみれば、『この前ラーメン食べておいしかったからまた来てみたら、今度はカレーが出てきた』という感じでしょうか(笑)。でも、『自分はこう』と決めてしまうと、あとあと苦しくなる。エンタメという芯は外しませんが、ラーメンじゃなくても、きちんとおいしいカレーを出せればいいのかな、なんて」。甘くてほろ苦い、思い出味の“カレー”。次は、何が出てくるのだろう。(塩塚夢、写真も/SANKEI EXPRESS)
「思い出は満たされないまま」(乾緑郎著/集英社、1500円+税)

