【大相撲】勢、勝ち越し 「落ち着いて反応できた」
更新横綱、大関総当たりだった先場所は2勝13敗と大負け。場所後、神経に触れていたことで最近ずっと痛みに悩まされていた左肩の血と水を抜く処置を受けた。本場所を一度も休んだことがない男が夏巡業を休場。それでも腐ることはなかった。
「痛めたのは自分が弱いから。負けて学ぶことはある」。前を向き、四股やすり足などの基礎運動にこれまで以上の時間を費やし、夜はジムに通って汗を流した。再び相撲を取り始めたのは秋場所約2週間前の番付発表後からだった。
師匠の伊勢ノ海親方(元幕内北勝鬨(きたかちどき))は「先場所の勝ち負けを逆にするぐらいの意気込みでやっているよ」と弟子の奮起を肌で感じている。
最高位は小結。三役在位はまだ1場所だが、195センチ、167キロの恵まれた体格を持つだけに、潜在能力を存分に発揮できれば三役定着も決して夢ではない。まずは上位復帰を目指す。(SANKEI EXPRESS)
