【日中韓・日中首脳会談】日本、「共闘の中韓」と歴史認識応酬
更新習主席は14年11月に北京で国際会議を主催した際、訪中した安倍首相と面会したが、ほとんど挨拶を交わしただけで、中身のある会談とはいえなかった。
しかし、李克強首相と安倍首相は今回、約1時間にわたった会談で、日中関係の経済、技術協力問題を含む具体的な問題について意見を交換した。約3年間も停滞した日中関係がようやく動き出したといえる。
1日午後、日中韓3カ国首脳会談を終えた李首相は共同記者発表で「この会議が開催されたことは、大きな喜ばしい一歩だと考えている」と述べ、今後も日本と対話を継続したい意向を示した。
中国の姿勢変化は、国内の景気低迷や南シナ海問題をめぐる米国や周辺諸国との対立の深刻化と無関係ではない。中国としては歴史問題をこれまで通り外交カードとして行使しつつも、対日関係を改善に向かわせることで日本からの投資や技術協力を呼び込み、外交上の孤立から脱したい思惑があるとみられる。(ソウル 矢板明夫/SANKEI EXPRESS)
