【パリ同時多発テロ】「標的」は無差別殺傷と異文化攻撃
更新シリア介入に怒り
事件現場の一つとなったパリ中心部の劇場では、犯人の一人が自爆する直前に「オランド(仏大統領)が悪いのだ。シリアに介入すべきじゃなかった」と語ったという。
2011年から内戦が続くシリアは、「イスラム国」や、国際テロ組織アルカーイダ系「ヌスラ戦線」などの活動拠点と化している。フランスは今年9月、対「イスラム国」軍事作戦を展開する米国などと足並みをそろえる形でシリアでの過激派への空爆に参加した。
実行犯らにシリアでの戦闘経験があるかは不明だが、仏政府の外交・軍事政策に対する「報復」が動機なのは間違いなさそうだ。
格好の宣伝材料に
欧州では、アルカーイダ系組織が04年、スペインの首都マドリードで列車を爆破し、191人が死亡。05年には英ロンドンでアルカーイダの影響を受けた4人が地下鉄やバスで自爆し、50人以上を殺害した。
