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目指すは海外進出 サブカルからカルチャーへ 2.5次元ミュージカル

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目指すは海外進出 サブカルからカルチャーへ 2.5次元ミュージカル

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 マンガやアニメ、ゲームを原作とする舞台「2.5次元ミュージカル」が支持を広げている。東京・渋谷の専用劇場は連日の盛況が続き、多くの外国人客も訪れるファンの「聖地」となりつつある。「もはやサブカルチャーではなく、本当のカルチャーになった」との声もあり、関係者の目標は2020年の東京五輪・パラリンピックも見据えた外国人誘致と、舞台コンテンツとしての海外進出。一方で作品の質の向上も課題となっている。

 英語対応サイト、字幕メガネ

 東京・渋谷の「アイア 2.5 シアタートーキョー」は2.5次元ミュージカル専用劇場として3月に始動した。連日盛況の公演では、最前列に陣取る外国人の姿も目立つ。渋谷駅前にある渋谷区観光協会の「青ガエル観光案内所」には多くの外国人が問い合わせに訪れる。増えているのが宣伝用チラシの入手。「海外ファンクラブの方が『50部欲しい』などと来られます」と担当者。

 シアターは関連75団体が加盟する「日本2.5次元ミュージカル協会」(東京)が運営する。外国人向けに英語によるサイトとチケット購入サイトを設け、劇場では英語、中国語など最大4カ国語対応の「字幕メガネ」を有料で貸す。かけると舞台上に翻訳が浮き上がって見える仕組みだ。

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  • 9月にアイア_2.5_シアタートーキョーで上演された「美少女戦士セーラームーン」-Un_Nouveau_Voyage-(アン_ヌーヴォー_ヴォヤージュ)=2015年9月18日(提供写真)。(C)武内直子・PNP/ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会2015
  • 「デスノート」韓国公演でL役のジュンス(元東方神起)=2015年6月16日(提供写真)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(写真提供ホリプロ)
  • 最大4カ国語対応の「字幕メガネ」は、かけると舞台に翻訳が浮き上がって見える=2015年3月20日(日本2.5次元ミュージカル協会提供)
  • 「弱虫ペダル」IRREGULAR~2つの頂上~=2015年10月8日(提供写真)。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、セガ・ライブクリエイション
  • 日本2.5次元ミュージカル協会代表理事、松田誠さん=2015年10月14日(藤沢志穂子撮影)
  • 演出家・振付師、上島雪夫さん=2015年10月14日(藤沢志穂子撮影)
  • 劇作家、中屋敷法仁(なかやしき・のりひと)さん=2011年5月13日(提供写真)
  • シンガポールで行われた「NARUTO-ナルト-」の公演は大盛況だった=2015年6月6日。(C)岸本斉史_スコット/集英社。(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2015。(C)NICOLE_QUEK
  • ステージの市場規模と2.5次元ミュージカルの年間上映作品数=2009年~2014年。※市場規模は2015年ライブ・エンタテインメント白書から。年間上演作品数は日本2.5次元ミュージカル協会調べ。14年はぴあ総研調べ
  • 2.5次元ミュージカル専用劇場として3月に始動した「アイア_2.5_シアタートーキョー」。都内のアパレルメーカーが所有する劇場で、日本2.5次元ミュージカル協会が運営している=東京都渋谷区(藤沢志穂子撮影)

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