「妖怪」の存在 日本人の心に刻み込む 水木しげるさん死去 93歳
更新最後まで情熱衰えず
水木さんは戦後の豊かさの中で、日本人が忘れてしまった目に見えないものへの畏怖を描き続けた。10年に文化功労者に選ばれた際には「仕事の2、3割は妖怪が背中にくっついて仕上げてくれた」と笑った。
90歳を過ぎても悦子さんに「お父ちゃん、パンに肉挟んだヤツ食べたい」とハンバーガーをねだるなど、旺盛な食欲を見せ、眠ることが大好きだった水木さん。今年5月まで青年誌に連載を続け、仕事への情熱も最後まで衰えなかった。(戸谷真美/SANKEI EXPRESS)

