「ピンクとグレー」に込めた伝えたい思い 行定勲監督、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)(2-2) 2016.1.6 18:00更新 行定 「並列です。だから(映像を)カラーとモノクロで描いても、これは対比ではないぞと。別にモノクロにしたからグレーの世界を描いたって思う人もいると思うんですよ。でも、そうじゃなくて、モノクロにはモノクロの理由があって、偶然にそうなってるだけであって。みんな意外と“あれはピンクとグレーを表現してるんですよね”って言うけど、(映像は)カラーとグレーになっていて、別にピンクじゃない。グレーにしたのは、生々しさを見せたかったんですよね。タイトルに色があることによって、みんなピンクに敏感になっているから。だから、配色を全部なくして、モノクロで生々しくしてしまおうっていう」 ミュージックビデオはスピンオフ ――ミュージッククリップの監督もされていますが、まず歌詞のイメージはどんなふうだったのですか。 後藤 「僕は“りばちゃん”だけ取り残されているような風景を思いながら、みんな自分なりのドアを開いてどんどん出ていくイメージでした。多分、あの映画の続きは、女の子たちの方が早く自分のドアを開いていくと思うんですけど」 「余韻ですね。何か不吉なようにも見えるらしくて」 << 1 2 3 4 >>