異文化融合 スペイン発のミクスチャーバンド ジ・オーディアンズ、ルンバマジガ
更新ヨーロッパの数ある国の中でも、スペインはとても興味深い歴史を持つ国だ。キリスト教とイスラム教、ユダヤ教が共存していた時代もあれば、大航海時代には世界各地に植民地を持っていた。そのため、他のヨーロッパ諸国に比べると、異文化への理解度が高いと感じることが多い。音楽も例に漏れず、中南米、アフリカ、中東などをうまくブレンドしたものも盛んだ。今回はそんなユニークなミクスチャーグループを紹介したい。
ジャマイカ人も驚くレゲエ
まずは、7人組バンドのジ・オーディアンズ。彼らはジャマイカのレゲエやロックステディー(ジャマイカンジャズとも呼ばれるレゲエの原点)を演奏するグループだ。バルセロナには充実したレゲエシーンがあり、中心的存在として人気を誇っている。聴いた限りでは、往年のビンテージサウンドというイメージで、ジャマイカ人も驚くくらいかなり本格的な演奏を披露する。
そして、紅一点の女性ボーカルによるジャジーでアンニュイな歌声が、大人っぽい雰囲気を作り上げる。最新作「アウト・オブ・ザ・ブルー」を聴けば、カリブのリゾートで夜風に吹かれている気分に浸れることだろう。フランス映画の名作「男と女」の主題曲を、スカのリズムでカバーするというしゃれっけも魅力だ。




