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凄腕パイロットが35ドルの機器に惨敗! 摸擬戦でAI操縦機体が何度も撃墜

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凄腕パイロットが35ドルの機器に惨敗! 摸擬戦でAI操縦機体が何度も撃墜

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 しかしALPHAとの模擬空戦対決では、リー氏はALPHAを一度も撃墜できず、逆に何度も撃墜された。リー氏は「私がいままでに見たAIのなかで、最も積極的な反応があり、力強く、かつ信頼できるAIだ」と高く評価した。

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 1980年代からAIを相手に模擬空戦を行ってきたリー氏は、最初にALPHAと対戦したとき、これまでのAIとの認識・反応速度の違いに驚いたと告白。「私の意図を認識し、飛行中の私の機体の姿勢の変化や、ミサイル発射態勢に入ろうとする動きに瞬時に対応した」と述べ、「必要に応じて攻撃から防御へと素早く機動を変えた」と説明した。

 さらに「これまでのAIならともかく、いまや人間のパイロットはALPHAがもたらす素早い機動や、機先を制する威圧的な動きに並ぶことはできないだろう」と賞賛した。

 1対1の対戦だけではない。シミュレーションのひとつでは、リー氏ともう一人のパイロットが2機で共同してALPHAと対戦した。このときALPHAは4機を同時に操り、勝ってみせたという。

このニュースのフォト

  • 現代最強の戦闘機とされる米国のF-22ラプター。将来的には、AIが操る無人戦闘機と共同で任務にあたる可能性もある(米空軍公式HPより)
  • シミュレーションの仮想空間でALPHAと空中戦を行うジーン・リー氏(米シンシナティ大学HPより)
  • 英国製の教育用パソコン「ラズベリーパイ」
  • 現代最強の戦闘機とされる米国のF-22ラプター。将来的には、AIが操る無人戦闘機と共同で任務にあたる可能性もある(米空軍公式HPより)
  • 航空自衛隊のF-2戦闘機。極めて高い機動性能を追及して開発され「平成のゼロ戦」を目指した。AIパイロットによるアシストが導入されれば、空中戦で無敵となる可能性を秘めている(岡田敏彦撮影)

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