【試乗インプレ】カッコよし、質感高し しかも独競合車種より廉価 マツダ・CX-5(後編)
更新後席のアームレストにはUSBジャックも装備され、オプションのシートヒーターは全席対応と、後席のホスピタリティーも高級車レベルで調えられている。
運転“お任せ”で渋滞ラクラク
今回のモデルチェンジで、一番評価したいポイントは、なんと言っても前車追従式全車速対応のクルーズコントロール&電磁式パーキングブレーキの採用である。この2つが組み合わさると、渋滞路での運転ストレスが大幅に軽減されるからだ。
前車との距離、そして通行する道路の速度上限にスピードを設定すれば、あとは発進時のアクセル一踏み以外、加速・減速・制動がクルマにお任せとなる。長時間ブレーキを踏み続けたり、アクセルを微妙に操作し続けたりする必要はない。
実際に一般道で使ってみると、赤信号での停止を除けば、厳しく評価しても8割方の場面でクルーズコントロールにお任せで走ることができた。前の車の停止に合わせて自動でかかるブレーキも、発進後の加速も非常にスムーズで、一般的なドライバーの運転よりもよっぽど上手いと感じるほど洗練されている。
前車が右左折するために減速しただけで、非常ブレーキがかかりそうになるなど、反応が過剰になる場面もなくはなかったが、少し運転してクセをある程度把握できれば、過剰反応を事前に回避する運転も可能だろう。そもそも自動運転ではないのだから、ドライバーとしての一定の緊張感は常に必要である。
また、フットブレーキを深く踏み込むとONになるパーキングブレーキの自動保持機能は、クルコンを使わない場面でも重宝する。
グレードによってはオプションとなるが、アダプティブヘッドライトコントロールもぜひ付けたい装備だ。夜間は基本ハイビーム照射となり、前走車や対向車の有無を感知して照射角度・範囲を適切に調節してくれる。特に街灯のない郊外の道を走る時の視界がまったく違ってくる。加えてハンドル操作に応じて、カーブで曲がる先を照らしてくれる機能も備えているから、夜間に山道を走る場合の安心感は格別。これはぜひ全グレード標準にしてほしいくらいだ。
ハリアーと価格帯でガチンコ
車両価格はグレードによって、240~350万円台。仕様は4種類。安価な順に2リッターガソリンのFF、2.5リッターガソリンの四駆、そして売れ筋である2.2リッターディーゼルのFFおよび四駆となる。











































