阪神電車「なんで巨人カラー」「分かりづらい」京阪 私鉄各社に寄せられる株主の不満
更新沿線の美意識
<< 下に続く >>
近鉄ホールディングスが22日にシェラトン都ホテル大阪(大阪市天王寺区)で開いた株主総会では、「美意識」が問題に。傘下の近畿日本鉄道の車両について男性株主が「赤色と白色の連結はやめてほしい」と主張した。
近鉄電車は「近鉄マルーン」と呼ばれる赤と白とのツートンカラーの「3200系」、グレーと白色に黄色のラインを入れた通勤列車「シリーズ21」が主力。これらを連結すると見た目がちぐはぐでみっともない、というわけだ。
和田林道宣社長は「保有車両を効率的に運用するため、利用状況に合わせて増結している。結果的に異なるカラーリングの車両を連結するのはやむを得ない」とした上で「リニューアルの機会に合わせて検討を進める」と述べた。
沿線の高齢化、外国人観光客の増加に伴って車両の変更は今後も進み、カラーは移り変わる可能性がある。ただ、実用一辺倒では味気ない。


















