消費者物価5年ぶりプラス、失業率改善も… 本格的回復へ賃上げ焦点に
更新雇用環境も改善が鮮明になってきた。厚生労働省が同日発表した職を求める人1人当たりの求人数を示す13年平均の有効求人倍率は4年連続で改善し、0.13ポイント上昇の0.93倍だった。
総務省が同日発表した13年平均の完全失業率も、前年と比べ0.3ポイント低下し、4.0%。13年平均の就業者数は前年比で41万人増加した。医療や福祉分野の就業者が前年比で23万人増加し、雇用を下支えした。
賃上げの浸透が焦点
一方、足元の物価上昇で家計への負担は増している。総務省が同日発表した13年12月の家計調査によれば、勤労世帯の実収入は名目で前年同月比0.3%増と10カ月連続でプラスだった。しかし、物価変動の影響を除いた実質では、1.7%減と3カ月連続のマイナスだ。
