6月日銀短観 大企業製造業の景況感、1年半ぶり悪化
更新駆け込み需要、反動減響く
日銀が1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でプラス12と3月の前回調査に比べ5ポイント下落し、6期(1年半)ぶりに悪化した。消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動減が響いた。ただ、3月調査時の予想に比べると落ち込み幅は小さく、企業マインドの底堅さが示された。
大企業非製造業では5ポイント下落のプラス19と6期ぶりに悪化。3月調査では製造業で9ポイント、非製造業で11ポイントの下落予想だったが、堅調な設備投資や雇用・所得環境の改善が下支えした。
一方、中小企業製造業は3ポイント下落のプラス1、非製造業は6ポイント下落のプラス2と悪化した。製造業は住宅需要に連動する木材・木製品が38ポイント下落、非製造業では小売りが36ポイント下落した。
3カ月先の先行きDIは大企業製造業が3ポイント上昇のプラス15、非製造業はプラス19と横ばい。中小企業製造業は2ポイント上昇のプラス3、非製造業は2ポイント下落のゼロだった。
