新発10年債の利回り、過去最低更新 原油安で日銀さらなる緩和観測
更新ユーロ圏でも、欧州中央銀行(ECB)が国債を買って市場に大量のお金を流す量的緩和に踏み切るとの観測で金利が低下。米国でも「インフレ懸念が後退したため、利上げは先延ばしされる」(第一生命経済研究所の藤代宏一氏)との見方から金利は低下しつつある。
また、「原油の需要不足も急速な原油安につながった」(証券系アナリスト)との見方が浮上。世界の景気低迷を懸念した投資家がリスクを回避する姿勢を強め、世界的に株高の流れが一服した。この結果、安全資産とされる国債が買われやすくなったとみられる。
投資マネーは、別の安全資産とされる円にも向かいやすくなっている。ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「円安の流れを一時的に阻害する材料にもなる」と分析した。
