訪日促進、インドやロシアなど6カ国追加 観光庁が重点強化へ
更新プロモーション活動は具体的には各国の旅行展示会への出展のほか、旅行会社向けの提案、テレビCMなどを通じて旅行先として日本を売り込む。
地方への誘客増や訪日時期のピークの分散化に向けた取り組みは、地方の活性化を後押しするとともに、年間を通じて訪日客を増やすことが狙い。例えば、冬の観光地では人気の高い北海道や長野以外に東北、新潟エリアへも訪日外国人客を積極的に誘致する。具体的には安比高原(岩手県)や山形蔵王温泉(山形県)などの観光スポットについて自治体が海外の展示会などで売り込む。訪日時期の分散化では、シンガポールは11月末~12月末と5月下旬~6月末、ベトナムは2月といったように各国・地域の休暇シーズンを狙って誘客を強化する。
