「中国人に勘違いされるのは悔しい…」 “無言の行”訪日台湾人の複雑な気持ち
更新そんななか、中国の習近平主席と台湾の馬英九総統が11月7日、シンガポールで首脳会談を行った。1949年以来66年ぶりとなる電撃的な握手が全世界を驚かせたが、台湾人たちの反応はいたって冷静だ。
日本へ観光旅行に来ていたある台湾人は「来年1月の台湾総統選では、政権交代が確実視されている。少なくとも台湾側においては国民党政権による党利党略上のポーズという要素が強い」と説明する。
台湾・政治大学が実施した意識調査では、住民の8割以上が「現状維持」を望んでいるとされる。
別の台湾人観光客は、「台湾は選挙で指導者を選ぶ民主社会。台湾人が中国人と同一視されることを望まないうちは、貿易・経済面以上の関係進展は難しいだろう」と話している。
日本旅行中の台湾人らの“無言の行”の向こう側には複雑な中台関係や、台湾の根強い庶民感情が垣間見られるようだ。

