亀井静香氏が言いたい放題 「志位氏は共産色を薄めるため初詣を」
更新「安倍首相は、『金持ちだけが金持ちになってはいけない』とは考えていますよ。首相は単発的に経団連会長に賃上げ要請もしたが、これを全体的な政策として進める力がありません。首相は内心『なぜ俺の思う通りに進まないのか』と感じているでしょう。中身のあるリーダーシップを取らず、政策をやらないクセが付いた結果です。産経新聞だって、こういう点を指摘しないと駄目だ」
卓上に、ご飯と赤だしのみそ汁が届いた。ご飯は佐賀産「ゆめぴりか」。大きなコメ粒をふっくらと炊きあげ、すき焼きとの絡まり具合は抜群だ。
今日は亀井さんに野党再編の話も聞きたい。
「この前、民主党の岡田克也代表には『千載一遇のチャンスが来ている』と伝えました。自民党はどうあがいても、次の衆院選で政権交代する。民が『苦しい今の生活をどうしてくれる』と思っているのに、夢幻の花火だけ上げて『投票してくれ』とごまかしている。象徴的なのは、今年度の補正予算案で低年金者に一律3万円をバラまく案ですよ。消費税は予定通りに引き上げつつ金をばらまくというのは、血液を抜きながら栄養剤を与えるのと一緒。国民は生活の肌感覚で投票しますよ」
ただ、今の野党は小さな縄張り争いばかりしているように見えます。政権奪還できる力がありますか。
「岡田氏との話は続きがあります。『今のままではとても政権は取れない』と。民主党執行部には、石にかじりついてでも政権を取ろうという気概がない。昔の社会党と同じですよ。そこそこの議席数に甘んじ、格好いいポストを回して満足している」




