「三重=伊勢志摩」と誤解されるかも… サミット近づく三重県を“裏読み”
更新設立趣旨にはこうある。
「サミット開催による効果を、伊勢志摩地域のみならず、県全体に波及させるために、さらには一過性のものとしないために、県民一人ひとりが積極的にかかわり、サミット開催後をも見据えた事業を企画し、全県的な取組として展開していく必要があります」
注目すべきは、「伊勢志摩地域のみならず」という文言である。サミット会場は県内随一のリゾート地、英虞湾に浮かぶ賢島(志摩市)。今回、周辺の鳥羽、伊勢、さらには松阪に至る地域が観光面でクローズアップされている。メディアの露出も多い。
うがった見方をすれば、県が最も警戒しているのは、まさに「三重=伊勢志摩」という意識が世界に定着することなのかもしれない。「伊勢志摩地域のみならず」の言葉の裏側には、そうした危機感もうかがえる。

