英EU離脱に経済界困惑、戦略練り直し 経産省、トヨタなど主要企業と意見交換
更新官民で危機意識共有
「今の段階でどんなことが起こるのか分からない」(三菱重工業の宮永俊一社長)「とりあえず状況をみないと何もできない」(丸紅の山添茂副社長)-。会合に出席した経営者らからは相次いで不安の言葉が漏れた。
EU離脱や、世界的な金融市場の動揺が、日本企業の事業環境をどこまで悪化させるのか。「離脱の条件がまだ分かっておらず、不確実性の高いことが懸念要素。対応もこれから」(経団連の根本勝則常務理事)というのが、企業の本音だ。
