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【よむベトナムトレンド】10%台の成長続ける乳製品市場

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【よむベトナムトレンド】10%台の成長続ける乳製品市場

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 ベトナムは近年、国民所得の増加と健康意識の高まりによって、消費者の乳製品購入量が拡大傾向にある。人口1億1200万になると推定される2050年には、乳製品の1人当たり年間消費量が34キログラム、市場規模は380万トンに達すると予想される。

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 現在、都市部で8割、地方では5割の世帯が乳製品を毎月購入している。購入場所は市場やスーパーマーケットが急速に伸びているが、依然として路面店での購入が好まれる傾向にある。

 乳製品は、包装された食品や日用品などと一緒に購入されることが多い。また、食品という特性上、品質や安全性が重視される傾向にある。乳製品の中でも、牛乳、ヨーグルト、チーズの3つの製品群が、今後、大きな成長を期待されている。

 ◆5年間で倍増

 牛乳(粉ミルクを含む)のベトナム国内売り上げは、13年から18年までに年平均14%で伸び、約12億ドル(約1364億円)から約23億ドルへと5年間でほぼ倍増すると予想されている。

 乳製品最大手のビナミルクは、全国に152店舗の公式販売代理店を有し、シェア48%を誇る。2位はオランダ系のフリースランド・カンピーナ・ベトナム(FCV)でシェア25.7%。09年に市場参入したTHグループは、全国に190店舗の公式販売代理店を有し、上位2社を脅かしつつある。

 ヨーグルト(ヨーグルトドリンクを含む)の国内売り上げは、13年から18年にかけて年平均12%で伸び、3億3300万ドルから5億8700万ドルへと拡大すると予想される。

 現在は、ビナミルクがシェア73%と他社を圧倒し、残りのシェアをTHグループやインターナショナル・ダリーなどが分け合う形だ。

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